【↓】日経平均 大引け| 大幅続落、「相互関税」警戒し下値探る展開 (4月4日)

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市況

日経平均株価
始値  34304.66
高値  34320.11(09:00)
安値  33259.76(13:56)
大引け 33780.58(前日比 -955.35 、 -2.75% )

売買高  32億1595万株 (東証プライム概算)
売買代金  6兆8414億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は955円安と大幅続落、リスクオフによる売り続く
 2.「相互関税」警戒し前日のNYダウやナスダック指数は大幅安
 3.円高進行も嫌気し日経平均は一時1400円を超える下落に
 4.アドテストや東エレク、SBGなどハイテク株に売りが膨らむ
 5.JR東日本や三井不、ニトリHDなどは買われて逆行高に

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比1679ドル安と急反落した。トランプ関税が市場の想定よりも厳しい内容となり貿易摩擦の悪化や景気後退を警戒する売りが優勢となった。

 東京市場では、日経平均株価は大幅続落。トランプ米政権が発表した「相互関税」に対する警戒感による売りが続き一時1400円を超える下落となる場面があった。

 前日の米株式市場では、NYダウが急反落。ナスダック指数も大幅安となった。「相互関税」による世界景気への影響が懸念されハイテク株などに売りが膨らんだ。米株安を受け東京市場でも日経平均は大幅安でスタート。リスクオフ姿勢が続き、為替も円高基調となるなか、下値を探る展開となった。日経平均は後場に入ると下げは加速し、一時1400円を超す下落となり3万3200円台まで下落。昨年8月上旬以来の水準をつけた。為替相場が1ドル=145円30銭台まで円高が進行したことも嫌気された。ただ、3万3300円割れの水準では値頃感からの買いも流入し、大引けにかけ下げ幅は縮小した。半導体関連や銀行、大手重工株などが安い。電鉄や通信、薬品株などが買われた。

 個別銘柄では、アドバンテスト<6857>やディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>が安く、ソフトバンクグループ<9984>や日立製作所<6501>が値を下げた。ファーストリテイリング<9983>も下落した。三菱重工業<7011>や川崎重工業<7012>、フジクラ<5803>が売られ、トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>も下値を探る展開となった。
 半面、JR東日本<9020>やJR東海<9022>が高く、日本電信電話<9432>やKDDI<9433>がしっかり。中外製薬<4519>が値を上げ、三井不動産<8801>やJT<2914>、ダイキン工業<6367>が堅調。ニトリホールディングス<9843>やイオン<8267>、花王<4452>、明治ホールディングス<2269>が値を上げた。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433>、テルモ <4543>、セコム <9735>、ニトリHD <9843>、塩野義 <4507>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約100円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、SBG <9984>、東エレク <8035>、リクルート <6098>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約427円。

 東証33業種のうち上昇は陸運業、食料品、不動産業の3業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)医薬品、(2)精密機器、(3)電気・ガス業、(4)情報・通信業、(5)小売業。一方、下落率の大きかった5業種は(1)銀行業、(2)非鉄金属、(3)石油石炭製品、(4)保険業、(5)鉱業。

■個別材料株

△明治HD <2269> [東証P]
 6月1日出荷分からチョコレートなど値上げへ。
△セリア <2782> [東証S]
 円相場一時1ドル=145円で円高メリット銘柄に関心。
△キユーピー <2809> [東証P]
 工場跡地売却で12~2月期最終利益2.1倍。
△グッドコムA <3475> [東証P]
 記念株主優待実施で利回り妙味が急拡大へ。
△中外薬 <4519> [東証P]
 米国の相互関税での医薬品除外で資金流入が続く。
△オービック <4684> [東証P]
 「25年3月期営業利益780億円強」との報道。
△オンワード <8016> [東証P]
 26年2月期は13%営業増益に4円増配見込む。
△三井不 <8801> [東証P]
 良好な事業環境と金利上昇一服で大型不動産株への選好姿勢強まる。
△JR東日本 <9020> [東証P]
 トランプ関税の影響ない内需のディフェンシブとして脚光。
△KDDI <9433> [東証P]
 「シャープが堺工場を同社に売却」との報道。

▼イオレ <2334> [東証G]
 東証が信用取引に関する規制を実施。
▼フジクラ <5803> [東証P]
 データセンター需要懸念強まり電線株に売り圧力。


 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)グッドコムA <3475>、(2)キユーピー <2809>、(3)Lドリンク <2585>、(4)日ガス <8174>、(5)ニトリHD <9843>、(6)オンワード <8016>、(7)Jエレベータ <6544>、(8)KDDI <9433>、(9)神戸物産 <3038>、(10)シマノ <7309>。
 値下がり率上位10傑は(1)新光電工 <6967>、(2)霞ヶ関C <3498>、(3)オプテクスG <6914>、(4)ルネサス <6723>、(5)ティラド <7236>、(6)フジクラ <5803>、(7)プロレド <7034>、(8)川重 <7012>、(9)武蔵精密 <7220>、(10)みずほFG <8411>。

【大引け】

 日経平均は前日比955.35円(2.75%)安の3万3780.58円。TOPIXは前日比86.55(3.37%)安の2482.06。出来高は概算で32億1595万株。東証プライムの値上がり銘柄数は140、値下がり銘柄数は1489となった。東証グロース250指数は597.38ポイント(29.37ポイント安)。

[2025年4月4日]


株探ニュース

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