前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

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材料

■東京産 <8070>  716円 (+24円、+3.5%)

 東京産業 <8070> [東証P]が大幅高。同業の西華産業 <8061> [東証P]が2日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、東京産株の保有割合が11.58%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて思惑的な買いが入った。西華産は保有目的について「投資収益を目的とした株式取得」としたものの、続けて「中期経営計画において収益力強化に向けた補完的M&Aの活用を表明しており、今後政策保有目的へ変更の可能性を検討していく」とした。報告義務発生日は1日。

■FEASY <212A>  1,461円 (+36円、+2.5%)

 フィットイージー <212A> [東証S]が5日ぶり反発。同社は1日取引終了後、3月度の主要KPI(会員数及び店舗数)を公表。既存店の会員数は前年同月比14.0%増の12万1000人となり、順調に推移していることが買い手掛かりとなったようだ。全店ベースの会員数は同53.8%増の16万3000人。全店舗数は194店で、前月から3店舗の増加、前年同月と比べると46店舗の増加となった。

■デルタフライ <4598>  572円 (+14円、+2.5%)

 Delta-Fly Pharma <4598> [東証G]が3日ぶり反発。1日の取引終了後、難治性・再発急性骨髄性白血病治療薬として開発中の「DFP-10917」について、長期間安定製剤の開発に成功し、PTC(特許協力条約)出願とPTC対象外国の台湾に出願を行ったと発表しており、好材料視された。「DFP-10917」に関しては、1型と2型の安定結晶に係る物質特許や、低用量で長期間持続点滴静注により重篤な副作用を伴わずにがん細胞を自然死させる用法用量特許、がん細胞への選択的輸送を狙ったDDS(ドラッグデリバリーシステム)に関する特許を有しているが、特許の有効期間の延長を図るため、新たに長期安定製剤を開発し販売後の製品の独占的な供給期間に備えたとしている。

■ウィルスマ <175A>  885円 (+19円、+2.2%)

 Will Smart <175A> [東証G]が続伸。同社は2日、ゼンリン <9474> [東証P]と協業すると発表しており、これが株価を刺激したようだ。これは、「交通空白」による課題の把握・解消のため、データを活用した地域の交通ニーズの調査から地域に最適なモビリティサービスの開発までをトータルでサポートするソリューションの提供に向けたもの。精度の高い「地域公共交通計画」策定のためのデータ分析基盤の開発や交通空白地向けの事業支援・システム構築に取り組み、将来的な社会実装を目指すとしている。

■任天堂 <7974>  10,420円 (+215円、+2.1%)

 任天堂 <7974> [東証P]が続伸。同社は2日午後10時に、新型ゲーム機「Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ2)」の詳細情報を発表する。その内容に注目が集まるなか、発表後の株価の好反応を期待した先回り的な買いが入ったようだ。同社は1月16日、ニンテンドースイッチ2を2025年に発売すると発表し、予告画像を公開。詳細情報を4月2日に動画チャンネル「ニンテンドーダイレクト」で公開するとしていた。今回公表する動画の放送時間は約60分としている。

■ダイフク <6383>  3,710円 (+44円、+1.2%)

 ダイフク <6383> [東証P]が続伸。SBI証券が1日、ダイフクの目標株価を4500円から4800円に増額修正した。人手不足解消と生産の高度化につながる同社のマテハン(物流機器)システムは、顧客基盤が幅広く新規案件も底堅く推移しているとしたうえで、アフターサービス売上高の安定感も加わって、最高益更新を続ける銘柄として同証券は注目。投資判断は「買い」を継続しつつ、ダイフクの26年12月期最終利益予想について同証券は745億円(従来は716億円)に見直した。

■三井住建道 <1776>  1,369円 (+16円、+1.2%)

 三井住建道路 <1776> [東証S]が3日続伸。1日の取引終了後、アクティビストとして知られる村上世彰氏の長女である野村絢氏と、旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)が、三井住建道の株式を取得していたことが明らかとなり、思惑視した買いを誘ったようだ。同日に提出された大量保有報告書によると、野村氏とシティインデックスイレブンスの共同保有割合は5.01%となった。報告義務発生日は3月25日。保有目的には「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」と記されている。

■ラクス <3923>  1,945円 (+20.5円、+1.1%)

 ラクス <3923> [東証P]が5日ぶり反発。1日の取引終了後、26年3月期第1四半期(4-6月)において、投資有価証券売却益14億9100万円を特別利益に計上すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。米投資ファンドのカーライル・グループ  がカオナビ <4435> [東証G]に対して実施したTOB(株式公開買い付け)にラクスは応募し、保有するカオナビ株の全てを売却した。26年3月期の業績予想については、5月14日の決算発表時に公表を予定する。

※2日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。




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