【↑】日経平均 大引け| 続伸、米ハイテク株高を受け買い優勢 (4月2日)

投稿:

市況

日経平均株価
始値  35751.02
高値  35778.90(14:20)
安値  35426.33(09:26)
大引け 35725.87(前日比 +101.39 、 +0.28% )

売買高  18億4820万株 (東証プライム概算)
売買代金  4兆0324億円 (東証プライム概算)

-----------------------------------------------------------------

■本日のポイント

 1.日経平均は続伸、米ハイテク株高を受け買い優勢
 2.前日終値を挟み右往左往、最後はプラス圏で着地
 3.防衛関連株や半導体関連株への買い戻しが目立つ
 4.「相互関税」の詳細公表を前に手控え感も拭えず
 5.個別株は74%の銘柄が下落、TOPIXは安く引ける

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比11ドル安と小幅に反落した。相互関税政策の警戒感を背景にリスク回避の売りが優勢となった。

 東京市場では、前日の米国株市場でハイテク株中心に買い戻されたことを受け、日経平均株価は自律反発局面に移行した。ただ、様子見ムードは強く値下がり銘柄の多さが目立っている。

 2日の東京市場は、朝方から様子見ムードで日経平均は前日終値をはさんで不安定な値動きを続けた。前日の米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が5日ぶりに反発したことで、投資家のセンチメントが改善、半導体関連の一角に買い戻しが観測されたほか、防衛関連株にも高いものが目立った。そのなか、日経平均寄与度の高い一部の値がさ株が値を飛ばし、全体に寄与した。ただ、日本時間明日早朝にトランプ米政権による「相互関税」の詳細が公表されることで、この内容を見極めたいとの思惑から、買い一巡後は上値が重く、日経平均はマイナス圏で推移する場面もあった。銀行株などをはじめ内需の消費関連株に売りがかさみ、TOPIXは反落して引けている。プライム市場の値下がり銘柄数が全体の74%と値上がり銘柄を大きく上回っている。

 個別では、ファーストリテイリング<9983>が大きく買われたほか、売買代金トップとなった三菱重工業<7011>や、同2位の川崎重工業<7012>も上昇した。ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>など半導体関連も買いが優勢だった。任天堂<7974>、リクルートホールディングス<6098>も値を上げた。GMOインターネット<4784>が急騰し値上がり率トップとなったほか、新光電気工業<6967>がストップ高に買われる人気となった。
 半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが安く、ソフトバンクグループ<9984>も冴えない。レーザーテック<6920>も軟調。第一三共<4568>が大きく水準を切り下げ、伊藤忠商事<8001>も安い。エイチ・ツー・オー リテイリング<8242>、三越伊勢丹ホールディングス<3099>、高島屋<8233>など百貨店株が軒並み大幅安、東京電力ホールディングス<9501>など電力株への売りも目立った。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、アドテスト <6857>、東エレク <8035>、リクルート <6098>、コナミG <9766>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約261円。うち133円はファストリ1銘柄によるもの。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は中外薬 <4519>、第一三共 <4568>、ソニーG <6758>、大塚HD <4578>、KDDI <9433>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約67円。

 東証33業種のうち上昇は9業種。上昇率の上位5業種は(1)その他製品、(2)輸送用機器、(3)機械、(4)サービス業、(5)保険業。一方、下落率の上位5業種は(1)医薬品、(2)電気・ガス業、(3)鉱業、(4)鉄鋼、(5)石油石炭製品。

■個別材料株

△Syns <290A> [東証G]
 SMBC日興証券が投資評価「1」、目標株価1200円でカバレッジ開始。
△SHIFT <3697> [東証P]
 防衛産業特化のコンサルティング会社を設立。
△チェンジHD <3962> [東証P]
 ふるさと納税における物流支援新会社を設立。
△フォトシンス <4379> [東証G]
 「Akerun入退室管理システム」が四日市大学・四日市看護医療大学に採用。
△デルタフライ <4598> [東証G]
 「DFP-10917」に関する新たな特許を出願。
△QPS研究所 <5595> [東証G]
 SMBC日興証券が投資評価最上位で新規調査開始。
△イーガーディ <6050> [東証P]
 消費者庁からの受託業務開始と発表。
△IHI <7013> [東証P]
 「A320nec」向け新エンジンが型式承認を取得。
△任天堂 <7974> [東証P]
 「ニンテンドースイッチ2」詳細情報発表控え先回り買い。
△東京産 <8070> [東証P]
 西華産 <8061> の大量保有で思惑買い。

▼三越伊勢丹 <3099> [東証P]
 3月売上高が前年割れに転じる。
▼エルテス <3967> [東証G]
 25年2月期営業利益は計画下振れで着地。


 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)GMOインタ <4784>、(2)新光電工 <6967>、(3)SHIFT <3697>、(4)パルHD <2726>、(5)イーガーディ <6050>、(6)IHI <7013>、(7)プロシップ <3763>、(8)レック <7874>、(9)シンフォニア <6507>、(10)チェンジHD <3962>。
 値下がり率上位10傑は(1)H2Oリテイ <8242>、(2)Jディスプレ <6740>、(3)三越伊勢丹 <3099>、(4)Jフロント <3086>、(5)高島屋 <8233>、(6)東電HD <9501>、(7)中国電 <9504>、(8)北陸電 <9505>、(9)住友ファーマ <4506>、(10)寿スピリッツ <2222>。

【大引け】

 日経平均は前日比101.39円(0.28%)高の3万5725.87円。TOPIXは前日比11.44(0.43%)安の2650.29。出来高は概算で18億4820万株。東証プライムの値上がり銘柄数は383、値下がり銘柄数は1208となった。東証グロース250指数は635.07ポイント(1.89ポイント安)。

[2025年4月2日]


株探ニュース

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。