2日の株式相場見通し=頑強な値動きか、米関税発動目前で様子見も底堅さ発揮

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市況

 2日の東京株式市場は方向感が出にくいなかも下値抵抗力を発揮し、頑強な値動きとなることが予想される。トランプ米政権が打ち出す相互関税や自動車関税の導入を目前に売り買いともに様子見ムードが強まりそうだ。前日の欧州株市場ではドイツの主要株価指数であるDAXが5日ぶりに反発し1.7%高に買われたのをはじめ、仏CAC40、英FTSE100など総じて高くなった。特に目を引く手掛かり材料は見当たらなかったが、ここ最近の調整で株価に値ごろ感がでており、自律反発狙いの買いが優勢となった。また、米国株市場ではNYダウが小幅反落したものの、エヌビディア<NVDA>やテスラ<TSLA>などハイテク主力株に買い戻される銘柄が目立ち、ナスダック総合株価指数は5日ぶりに切り返す展開となった。この日発表された3月のISM製造業景況感指数は49.0と3カ月ぶりに50を割り込み、事前コンセンサスも下回った。米経済減速への懸念が強まるなか、NYダウは朝方に500ドル近い下げに見舞われる場面もあったが、その後は空売り筋の買い戻しなどで戻り足に転じている。個別株は、エヌビディアやテスラ以外にもマグニフィセントセブンが総じて上昇したことで、全体指数押し上げに貢献したが、一方でジョンソン&ジョンソン<JNJ>が7.6%安と急落し、市場センチメントを低下させている。前日の東京市場では日経平均株価が朝高後に値を消す展開となり、プラス圏で引けたとはいえ、ほぼ横ばいに近い水準だった。米関税政策を横にらみの環境とはいえ、目先オーバーシュート気味に売り込まれていることから、きょうは空売り筋のショートカバーが反映されれば3万6000円近辺まで上値を伸ばす場面もありそうだ。

 1日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比11ドル80セント安の4万1989ドル96セントと小幅反落。ナスダック総合株価指数は同150.604ポイント高の1万7449.891だった。

 日程面では、きょうは3月のマネタリーベース、3月の財政資金対民間収支など。海外では、トランプ米政権が「相互関税」の詳細について開示。このほか、3月のADP全米雇用リポート、2月の米製造業受注などに注目度が高い。なお、クグラーFRB理事が講演を行う予定にある。

出所:MINKABU PRESS

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