20日の米株式市場の概況、NYダウ小反落 米関税懸念で上昇一服後に値を消す

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 20日の米株式市場では、NYダウが前日比11.31ドル安の4万1953.32ドルと小反落した。この日発表された2月の米中古住宅販売件数などの経済指標が総じて米国景気の底堅さを示したと受け止められ、全体相場を支援した。一方、トランプ米政権の関税政策による経済活動へのネガティブな影響への警戒感は続き、上昇一服後に値を消す展開となった。

 ナイキ<NKE>やウォルト・ディズニー<DIS>、スリーエム<MMM>が売られ、IBM<IBM>が軟調推移。アクセンチュア<CAN>が大幅安となった。半面、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やハネウェル<HON>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>がしっかり。カーバナ<CVNA>とプロアシュアランス<PRA>が急伸した。

 ナスダック総合株価指数は59.164ポイント安の1万7691.626と反落した。アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>、アルファベット<GOOG>が冴えない展開。アケビア・セラピューティクス<AKBA>とマイクロチップ・テクノロジー<MCHP>が大きく株価水準を切り下げた。一方、テスラ<TSLA>は小幅高。メタ・プラットフォームズ<META>とエヌビディア<NVDA>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が堅調に推移した。

出所:MINKABU PRESS

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