モロゾフ、今期経常は49％減益、前期配当増額も今期減配

　モロゾフ <2217> [東証Ｐ] が3月14日大引け後(15:30)に決算を発表。25年1月期の連結経常利益は前の期比16.6％減の20.9億円になり、26年1月期も前期比49.0％減の10.7億円に落ち込む見通しとなった。3期連続減益になる。

　同時に、前期の年間配当を78円→82円(前の期は98円)に増額し、今期は14円とし、1月31日割当の株式分割を考慮した実質配当は48.8％減配とする方針とした。

　直近3ヵ月の実績である11-1月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比7.4％減の18.6億円に減り、売上営業利益率は前年同期の15.0％→13.5％に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、利益配分につきましては、持続的な成長と企業価値向上のための投資や、様々なリスクに備えるための財務健全性とのバランス、経営成績の見通しなどを考慮したうえで、業績に応じた利益配分を行うことを基本方針とし、連結配当性向40%程度、連結総還元性向50%程度を目安に配当することとしております。　この基本方針に基づき、2025年１月期の１株当たりの期末配当予想につきましては、当期の業績の状況を踏まえ、前回予想（2024年３月15日公表）の43円から47円に修正することといたしました。これにより、当期の年間配当は、中間配当と合わせて82円となります。