前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

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材料

■日本ロジ <8967>  92,100円 (+4,600円、+5.3%)

 日本ロジスティクスファンド投資法人 <8967> [東証R]が続急伸。同社は3月12日大引け後(15:30)に決算を発表、25年1月期の経常利益は前の期比1.6%増の54億円になり、25年7月期も前期比13.0%増の61億円に伸びる見通しとなったことで好感されたようだ。

■ブルーイノベ <5597>  1,051円 (+51円、+5.1%)

 ブルーイノベーション <5597> [東証G]が急反発。東京証券取引所が13日から同社株の信用取引に関する規制を解除すると発表。これにより、個人投資家からの資金流入が再び活発化するとの見方から買われた。また、日本証券金融も同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表した。

■いよぎんHD <5830>  1,668.5円 (+72円、+4.5%)

 いよぎんホールディングス <5830> [東証P]が大幅続伸。同社は四国最大の地銀である伊予銀行を中核とし、25年3月期の純利益予想は前期比26.7%増の500億円と前期に続き過去最高益の更新を計画する。第3四半期累計(4-12月)の純利益は前年同期比40.1%増の461億9300万円で、通期計画に対する進捗率は92%に上る。関税発動に伴うインフレ懸念を背景に、米長期金利に再び上昇圧力が働くなど、世界的に金利の先高観(債券価格の先安観)が強まるなかにあって、いよぎんHDは過去に巧みな運用力を発揮し、他の地銀との比較で高い収益を上げた実績を持つ。金融機関全般に債券運用での損失計上リスクが意識される局面において、銀行セクターでは収益性の高いネット銀行などを選別して物色する投資家の姿勢が強まっているが、いよぎんHDに対しても安定的な利益創出を期待した買いが続いたようだ。

■トーモク <3946>  2,458円 (+102円、+4.3%)

 トーモク <3946> [東証P]が大幅続伸。13日午後3時ごろ、25年3月期の期末配当予想を45円から55円に増額修正したことが好感された。年間配当予想は100円となり、前期実績に対しては30円の増配になる。

■アドテスト <6857>  7,830円 (+277円、+3.7%)

 アドバンテスト <6857> [東証P]が大幅反発。前日12日の米国株市場でハイテクセクターが買われマグニフィセント・セブンなど大手IT株は軒並み上昇した。そのなか、画像処理半導体 大手エヌビディア  が6.4%高と値を飛ばしており、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も上昇した。アドテストはエヌビディアのGPU向けテスターを独占的に供給していることから、足もとでエヌビディアの株価上昇に連動する形で買いが優勢となった。

■森六 <4249>  2,090円 (+68円、+3.4%)

 森六ホールディングス <4249> [東証P]が大幅続伸。13日午後3時ごろ、上限を60万株(発行済み株数の4.04%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感された。取得期間は3月14日から来年3月13日までで、取得した自社株は全株消却する予定だ。同時に25年3月期連結業績予想について、売上高を1450億円から1500億円(前期比3.0%増)へ、営業利益を32億円から34億円(同40.4%減)へ上方修正しており、これも好材料視された。円安の影響で売上高が計画を上振れたことに加えて、販売価格の適正化に向けた顧客との交渉の成果を反映したという。なお、減損損失の計上などで最終損益は11億1000万円の黒字から46億円の赤字(前期30億2200万円の黒字)へ下方修正した。

■ブイキューブ <3681>  189円 (+6円、+3.3%)

 ブイキューブ <3681> [東証P]が大幅続伸。12日取引終了後、リアルタイムエンゲージメントAPIのリーディングプラットフォームであるAgoraの新ソリューション「Agora Conversational AI Engine(会話型AIエンジン)」を日本正規代理店として提供開始したと発表した。同ソリューションはAgoraの高品質な音声・映像処理技術と高度なAI技術を融合し、超低遅延かつ自然な会話体験を実現するという。

■イビデン <4062>  4,307円 (+133円、+3.2%)

 イビデン <4062> [東証P]が大幅高。12日の取引終了後、保有する投資有価証券の一部を売却したことに伴い、25年3月期第4四半期に投資有価証券売却益191億1100万円を特別利益に計上すると発表。これが好材料視されたようだ。なお、通期業績予想については、その他の要因も含めて現在精査中とし、今後必要に応じて速やかに公表するとしている。

■ゼンショHD <7550>  8,302円 (+250円、+3.1%)

 ゼンショーホールディングス <7550> [東証P]が大幅続伸。同社傘下のすき家が12日、値上げの実施を発表した。収益性の向上を期待した買いを誘ったようだ。国産米や牛肉の高値が長期化していることを踏まえ、今月18日午前9時に価格を改定する。牛丼並盛は450円から480円、中盛は630円から650円、大盛は650円から680円に値上げする。

■化工機 <6331>  3,950円 (+85円、+2.2%)

 三菱化工機 <6331> [東証P]が続伸。12日の取引終了後、保有する投資有価証券の一部を売却したことに伴い、25年3月期に投資有価証券売却益9億3900万円を特別利益に計上すると発表したことが好感されたようだ。コーポレートガバナンス・コードに基づく政策保有株式の見直しによる資産効率の向上と財務体質の強化を図ることが目的としている。

■ニッコンHD <9072>  2,450.5円 (+51.5円、+2.2%)

 ニッコンホールディングス <9072> [東証P]が反発。米運用会社ファラロン・キャピタル・マネジメントがニッコンHDの株式を買い増していたことが12日の取引終了後に明らかとなり、思惑視されたようだ。同日に提出された変更報告書によると、ファラロンの保有割合は8.54%から10.02%に上昇した。報告義務発生日は5日。保有目的の項目には「純投資及び建設的な対話(エンゲージメント)を通じた中長期的な企業価値向上(状況に応じて重要提案行為等を行うことを含む)」と記載している。

■イオンFS <8570>  1,308円 (+26.5円、+2.1%)

 イオンフィナンシャルサービス <8570> [東証P]が続伸。13日午後1時ごろ、集計中の25年2月期連結業績について、売上高が5200億円から5331億円(前の期比9.8%増)へ、営業利益が550億円から613億円(同22.4%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視された。国内外で決済をはじめとした取扱高及び営業債権残高が拡大し収益が堅調に推移していることに加えて、費用コントロールの強化に継続して取り組んだことが寄与した。なお、純利益はオフライン取引の一部で不正利用と認められた取扱金額を貸倒関連費用として特別損失に計上したことなどから210億円から187億円(同10.5%減)へ下方修正した。

■あすか薬HD <4886>  2,317円 (+31円、+1.4%)

 あすか製薬ホールディングス <4886> [東証P]が13日続伸。同社は12日の取引終了後、発行済み株式総数の5.89%に相当する180万株の自己株消却を発表した。市場への再放出に伴う潜在的な需給悪化懸念が後退したと受け止められ、株価の支援材料となったようだ。消却予定日は21日とする。

※13日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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