前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―
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■エコモット <3987> 412円 (+80円、+24.1%) ストップ高 エコモット <3987> [東証G]がストップ高。 IoTソリューションの企画やこれに付随する端末製造、通信インフラ、アプリケーション開発などIoTインテグレーション事業をワンストップで展開している。12日取引終了後、国土交通省中部地方整備局が公募した現場ニーズ「道路異常箇所の自動抽出・事故損傷箇所を判別する技術」に対する技術提案が採用されたことを発表しており、これが材料視される形となった。株価は小型株特有のボラティリティの高さがあり、300円台前半と値ごろ感もあることで上値を見込んだ個人投資家など短期筋の買いを誘導したようだ。 ■カドスC <211A> 3,245円 (+503円、+18.3%) ストップ高 カドス・コーポレーション <211A> [東証S]がストップ高。同社は13日午後2時30分、取得総数11万株(発行済み株式総数の10.86%)、取得総額3億5000万円を上限とする自社株買いの実施を発表した。あわせて25年7月期第2四半期累計(24年8月-25年1月)の単体決算を発表。最終利益は3億1900万円と前年同期比で22.4%増となった。株主還元姿勢と業況を評価した買いが入ったようだ。1月中間期の売上高は37億4700万円で、前年同期比で0.3%増。建設資材や労務費の上昇を背景とした建設コストの負担について、販売価格への転嫁を進め、増益につなげた。自社株の取得期間は3月14日から26年3月13日までとする。 ■エニーカラー <5032> 3,440円 (+502円、+17.1%) ストップ高 東証プライムの上昇率トップ。ANYCOLOR <5032> [東証P]がストップ高。同社は12日取引終了後、25年4月期通期の単独業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の148億円から154億円(前期比24.6%増)に引き上げた。売上高予想も390億円から407億円(同27.2%増)に上方修正。Vチューバーグループ「にじさんじ」では、ファンや顧客企業からの強い需要を背景としてコマース領域及びプロモーション領域を中心に、当初業績予想時の想定を上回る業績進捗になっているという。 ■バリオ <4494> 695円 (+100円、+16.8%) ストップ高 バリオセキュア <4494> [東証S]がストップ高。12日の取引終了後、企業のセキュリティー対策の構築から運用までを一括で提供する「Vario Ultimate ZERO」が、NTTコミュニケーションズ(東京都千代田区)の展開する「セキュリティ YOROZU 相談」のパートナーとなったと発表。これが好材料視されたようだ。「セキュリティ YOROZU 相談」は、NTTコムが提供する顧客の社内端末から得られる情報を分析し、セキュリティーリスクの可視化と対策を提案するサービス。今後、「セキュリティ YOROZU 相談」の境界防御型セキュリティー対策を自社開発の国産UTM(統合脅威管理)を活用したBPOとして提供し、同サービス自体の提案活動にも協力していくという。 ■フォーライフ <3477> 720円 (+100円、+16.1%) ストップ高 フォーライフ <3477> [東証G]がストップ高。同社は13日午後3時、25年3月期の業績予想を見直したと発表。今期の最終利益予想を従来の見通しから1億4000万円増額して5億5000万円(前期比3.6倍)に引き上げた。これまで17円50銭としていた期末一括配当予想に関しては10円増額して27円50銭(前期比15円増配)とする。これらを材料視した買いが入ったようだ。高利益率の分譲戸建て住宅の順調な販売が見込まれ、利益率が想定を上回る見込みとなった。売上高予想は3億円減額して147億円(同5.1%増)に見直した。 ■シキノHT <6614> 1,083円 (+150円、+16.1%) ストップ高 シキノハイテック <6614> [東証S]がストップ高。同社は12日、シリコン知的財産(IP)ソリューションのリーディングプロバイダーである米Computer Aided Software Technologies(CAST)と新たな戦略的提携を結ぶことを明らかにしており、これが材料視されたようだ。この提携により、CAST社はシキノHTが保有するIPコア(JPEG XLなどの画像圧縮技術)の提供を世界に向けて開始し、将来的に他の画像処理IP製品へも拡大させる見通し。同時に、シキノHTはCAST社の日本代理店として、CAST社のシリコン向けIPコアを幅広い日本の顧客に提供するためのサポートを行うとしている。 ■バリューC <9238> 1,114円 (+150円、+15.6%) ストップ高 バリュークリエーション <9238> [東証G]がストップ高。12日の取引終了後、1億円の暗号資産(ビットコイン)を購入すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。購入期間は3~5月を予定。余剰資金の一部について、次の事業投資までの運用手段として一時的に暗号資産への投資・保有を行う。四半期ごとに時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上していく。 ■ミガロHD <5535> 2,125円 (+163円、+8.3%) 東証プライムの上昇率2位。ミガロホールディングス <5535> [東証P]が急反発。同社は13日午前11時30分ごろ、グループのDXYZが手掛ける顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」が、三菱地所レジデンス(東京都千代田区)が開発する「ザ・パークハビオ名古屋松原」に導入されることが決まったと発表。これが株価を刺激したようだ。「FreeiD」は、スマートフォンアプリから顔を登録するだけで、日々の暮らしのさまざまな行動(入退、本人確認、決済など)を顔認証でつなぎ、カギや財布を持たない環境を実現。多種多様な顔認証AIとの連携が可能で、利用シーンごとに最適な顔認証AIの提供ができるという。 ■アルピコHD <297A> 264円 (+17円、+6.9%) アルピコホールディングス <297A> [東証S]が急伸。12日の取引終了後、25年3月期の期末一括配当予想を3円から5円へ増額修正したことが好感された。昨年12月に東証スタンダード市場に上場したことを記念して2円の上場記念配当を実施する。 ■理計器 <7734> 2,827円 (+173円、+6.5%) 東証プライムの上昇率4位。理研計器 <7734> [東証P]が5日ぶり急反発。12日取引終了後、70万株(自己株式を除く発行済み株数の1.50%)を上限に13日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で自社株を取得すると発表。これが好感された。買い付け価格は12日終値の2654円。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、理計器は13日に予定通り買い付けを実施し、64万1400株を取得した。 ■日製鋼 <5631> 5,933円 (+344円、+6.2%) 東証プライムの上昇率5位。日本製鋼所 <5631> [東証P]が続急伸。産業機械を主力に手掛けるが、祖業は兵器の開発・製造であり、国内では現在唯一の大型火砲メーカーということで注目度が高い。13日は 防衛関連株が引き続き強い動きで、同社株もテーマ買いの流れに乗っている。同社は防衛関連機器の売上高について27年3月期に510億円(前期実績は241億円)と大幅な伸びを見込んでおり、防衛部門の中期的な成長に対する期待は大きい。 ■gumi <3903> 555円 (+32円、+6.1%) 東証プライムの上昇率6位。gumi <3903> [東証P]が続急伸。12日取引終了後に24年5月-25年1月期連結決算を発表し、売上高は74億500万円(前年同期比14.6%減)、最終損益は15億500万円の黒字(前年同期11億300万円の赤字)だった。黒字に転換したことが買い材料視された。主力のモバイルオンラインゲーム事業は不採算タイトルの早期撤退や一部タイトルの他社への運営移管により減収となったものの、コスト適正化などが奏功しセグメント損益は大幅に改善した。 ブロックチェーン関連の事業では推し活プラットフォームプロジェクト「OSHI3」に関わる売り上げ計上などがあり好調だった。なお、通期見通しは引き続き非開示とした。あわせて、連結子会社でブロックチェーン事業を展開するgC LabsがTIS <3626> [東証P]との間で、合弁会社の設立に関する基本合意契約を締結すると発表した。4月1日付で「Hinode Technologies」を設立する予定。ブロックチェーンのノード運営や暗号資産会計管理システムの提供を行う。出資比率はgC Labsが65.97%、TISが34.03%となる見通し。 ■ユークス <4334> 398円 (+21円、+5.6%) ユークス <4334> [東証S]が3日ぶり急反発。同社は12日の取引終了後、25年1月期の連結決算発表にあわせ、26年1月期の業績予想を開示した。今期の売上高予想は前期比16.7%増の38億円、営業利益は同4.0倍の3億5000万円、最終利益予想は同67.3%増の3億3200万円とした。年間配当予想は同3円増の13円としており、増益・増配予想を評価した買いが入ったようだ。ゲーム、パチンコ・パチスロ、モバイルの各分野において複数のプロジェクトの開発が進んでいるとしている。 ※13日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。 株探ニュース