東京株式(前引け)=続伸、米ハイテク株高を引き継ぎリスクオン

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市況

 13日前引けの日経平均株価は前営業日比354円73銭高の3万7173円82銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は8億2135万株、売買代金概算は2兆976億円。値上がり銘柄数は1110、対して値下がり銘柄数は463、変わらずは64銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は前日の米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が大きく上昇したことを受けリスクオンの地合いとなった。日経平均は高く始まった後、次第高の展開で一時500円を超える上昇をみせる場面もあった。防衛関連や半導体関連などに幅広く物色の矛先が向き、全体指数を押し上げている。途中急速に伸び悩む場面もあったが、前引けにかけて買い直され350円あまりの上昇で着地している。値上がり銘柄数は全体の68%を占めたが、全体売買代金は2兆円強とやや盛り上がりを欠いている。

 個別では売買代金トップとなった川崎重工業<7012.T>が大幅高、売買代金2位の三菱重工業<7011.T>も上値指向。アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>など半導体製造装置大手も活況高。フジクラ<5803.T>が物色人気、サンリオ<8136.T>も値を上げた。ANYCOLOR<5032.T>はストップ高でカイ気配に張り付き、gumi<3903.T>も急騰した。半面、トヨタ自動車<7203.T>が冴えず、村田製作所<6981.T>も売りに押された。高圧ガス工業<4097.T>が大きく値を下げ、メディカル・データ・ビジョン<3902.T>も安い。

出所:MINKABU PRESS

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