前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―
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■nms <2162> 382円 (+21円、+5.8%) nms ホールディングス <2162> [東証S]が急反発。大陽線を示現し25日移動平均線との下方カイ離を解消した。製造業向け人材派遣や製造受託サービスを展開するが、アジアを中心に海外展開に積極的で、海外売上高比率は6割超と高い。10日取引終了後、九州地盤の製造派遣会社であるワールドホールディングス <2429> [東証P]と資本・業務提携を行うことを発表、これに伴う業容拡大期待が投資資金の流入を促した。 ■エターナルG <3193> 2,694円 (+115円、+4.5%) 東証プライムの上昇率9位。エターナルホスピタリティグループ <3193> [東証P]が大幅続伸。同社は10日、子会社鳥貴族が5月1日から「焼鳥屋 鳥貴族」全店で販売価格を値上げすると発表したことが好材料視された。断続的なコスト上昇が続いていることから、フード・ドリンクやテイクアウトを370円から390円へ、トリキ晩餐会を3700円から3900円へ値上げするという。なお、同件が25年7月期業績に与える影響は軽微としている。 ■ファインデ <3649> 709円 (+29円、+4.3%) 東証プライムの上昇率10位。ファインデックス <3649> [東証P]が大幅続伸。10日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を133万3300株(発行済み株数の5.19%)、または10億円としており、取得期間は3月14日から12月7日まで。株主への利益還元の強化とともに、資本効率の向上及び機動的な資本政策の遂行を図ることが目的としている。 ■ヤマエGHD <7130> 2,455円 (+91円、+3.9%) ヤマエグループホールディングス <7130> [東証P]が3日ぶり大幅反発。11日午後3時ごろ、25年3月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表しており、好材料視された。毎年3月31日時点で100株以上を1年以上継続して保有している株主を対象に、ピザハットオンライン及び店頭で利用可能なデジタルギフトカード3000円分を贈呈する。なお、25年3月末時点の株主は保有期間に関わらず対象とするとしている。 ■B&P <7804> 2,089円 (+78円、+3.9%) ビーアンドピー <7804> [東証S]が大幅反発。前日は昨年来高値更新後に利食われ陰線を引いたが、11日は改めて買いが優勢となり一時2100円まで上値を伸ばし新高値をつけた。同社はインクジェットプリンターを使った販促用広告や壁紙などのインテリア商品を手掛けるほか、電子広告分野にも参入している。10日取引終了後に25年10月期第1四半期(24年11月~25年1月)決算を発表した。前期単独決算のため単純比較はできないが、営業利益は前年同期実績の9700万円から55%アップの1億5000万円と大幅な伸びを達成している。PERなど株価指標面でも割安で、これを評価する買いを呼び込んだ。 ■クロスマーケ <3675> 714円 (+25円、+3.6%) クロス・マーケティンググループ <3675> [東証P]が大幅高で4日続伸。ネットリサーチを祖業に、最近はデジタルマーケティングなど高付加価値化に傾注し収益成長路線に復帰している。25年6月期は営業利益段階で前期比63%増の30億円予想と3期ぶり最高益更新を見込むなど絶好調で、トランプ米政権下での関税政策の影響を受けにくい内需好業績株として注目されたようだ。時価予想PERは依然として7倍強にとどまっている。2月中旬の上期決算発表を受けいったんマドを開けて売られた後、好実態を見直す形で買い直された経緯がある。その後は今月4日ザラ場に649円まで水準を切り下げる場面があったが、そこで売り物が切れた形となり戻り足が鮮明だ。テクニカル的にも日足陽線を連続して示現するなど、継続的な実需買いが入ったことをうかがわせる値運びとなった。 ■パンパシHD <7532> 4,000円 (+130円、+3.4%) パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス <7532> [東証P]が4日ぶり大幅反発。10日の取引終了後に発表した2月度の販売高(速報)で、国内リテール事業の既存店売上高は前年同月比5.2%増と33ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好材料視された。前年がうるう年だった影響があったものの、マジ価格やクーポン企画などmajicaアプリの販促強化により、日常使いの食品や日用消耗品の売り上げが伸長した。なお、全店売上高は同7.3%増だった。 ■日本電計 <9908> 1,860円 (+54円、+3.0%) Denkei <9908> [東証S]が大幅反発。11日午後1時ごろ、25年3月期の連結業績予想について、売上高を1100億円から1185億円(前期比9.2%増)へ、営業利益を35億円から44億5000万円(同0.4%増)へ、純利益を24億円から29億5000万円(同0.1%増)へ減益予想から一転して増益予想に上方修正するとともに、期末配当予想を42円から47円へ引き上げたことが好感された。国内において設備投資や研究開発投資が底堅く推移するなか、顧客の動向をしっかりと捕捉することで、計画した以上に受注高を増やしたことが要因としている。なお、年間配当予想は87円となり、前期実績(80円)に対しては7円の増配になる。 ■あすか薬HD <4886> 2,265円 (+51円、+2.3%) あすか製薬ホールディングス <4886> [東証P]が11日続伸。同社は10日の取引終了後、スペインのInsud Pharma社が保有する産婦人科領域の新規薬剤であるドロスピレノン製剤について、国内で臨床試験を開始したと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。あすか製薬が月経困難症を適応として国内において開発を進める。 ■アシックス <7936> 3,068円 (+61円、+2.0%) アシックス <7936> [東証P]が3日ぶり反発。SMBC日興証券が10日、アシックスの目標株価を3400円から4200円に増額修正した。投資評価は最上位の「1」を継続する。24年12月期の業績について、エントリーモデルの絞り込みで粗利率を改善しつつ、「オニツカタイガー」などスニーカー類の売り上げモメンタムを加速させたと評価。そのうえで、ブランド認知度が向上するスニーカーや、強化中のテニス関連、日本国内での収益性の改善など、引き続き成長余地は残されているとの見方を示した。同証券はアシックスの26年12月期営業利益予想を1357億円から1472億円に引き上げている。 ■大本組 <1793> 1,288円 (+20円、+1.6%) 大本組 <1793> [東証S]が4日ぶり反発。10日の取引終了後、自社株400万株(発行済み株数の12.98%)を3月27日付で消却すると発表しており、好材料視された。なお、消却後の発行済み株数は2679万4280株となる。 ■イチネンHD <9619> 1,741円 (+25円、+1.5%) イチネンホールディングス <9619> [東証P]が続伸。10日の取引終了後、25年3月期の期末配当予想を30円から37円へ増額修正したことが好材料視された。6月に創業95周年を迎えることを記念して、4円の記念配当を実施する。年間配当は70円となり、前期実績(年60円)に対して10円の増配となる。 ※11日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。 株探ニュース