前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

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材料

■AIFCG <254A>  1,529円 (+300円、+24.4%) ストップ高

 AIフュージョンキャピタルグループ <254A> [東証S]がストップ高。11日午後1時ごろ、今年1月に開示した暗号資産投資事業の開始に関するリリースで示した事業方針に基づき、第一弾として総額5億円をメドにビットコインを購入すると発表した。投資日は11日以降で、投資方針は中長期で保有を行うという。これを材料視した買いが集まった。

■MTG <7806>  2,365円 (+400円、+20.4%) ストップ高

 MTG <7806> [東証G]がストップ高。同社は10日の取引終了後、25年9月期第1四半期(10-12月)の決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正し、好感されたようだ。今期の売上高予想を従来の見通しから80億円増額して880億円(前期比22.5%増)、最終利益予想を12億円増額して45億円(同97.4%増)に見通しを引き上げた。第1四半期の売上高は前年同期比38.6%増の236億6100万円、最終利益は同5.9倍の23億7500万円だった。国内売り上げが想定を大きく上回り、新商品の売り上げ比率が向上したことで粗利率が改善するなど、好調な業況を踏まえて業績予想を見直した。第1四半期では「ReFa」ブランドでヘアケア商品が大幅な増収を継続。ドライヤーなど新商品が好調に推移した。また「SIXPAD」ブランドでは、リカバリーウェアシリーズがギフト需要を取り込み好調に推移した。

■ジィ・シィ <4073>  608円 (+100円、+19.7%) ストップ高

 ジィ・シィ企画 <4073> [東証G]がストップ高。10日取引終了後、トランザクション・メディア・ネットワークス <5258> [東証G]との資本・業務提携を深化させると発表した。今後更に両社の技術やノウハウを生かし、金融やマーケティング事業領域で新たなサービス開発を行うなどイノベーションを加速させていく構え。これに伴い、TMNは市場外の相対取引でジィ・シィ株を追加取得し、保有株数を37万2000株から50万8000株に引き上げる。取得後、TMNは筆頭株主となる見通し。

■サンオータス <7623>  721円 (+100円、+16.1%) ストップ高

 サンオータス <7623> [東証S]がストップ高。10日の取引終了後、MBOの一環として、筆頭株主であり創業家一族の資産管理会社である太田興産(横浜市港北区)が、同社株の非公開化を目指してTOBを実施すると発表しており、TOB価格の835円にサヤ寄せする格好となった。非公開化により中長期的な視点から抜本的かつ機動的な経営戦略を迅速に実践することなどが狙い。買付予定数は184万143株(下限76万1600株、上限設定なし)で、買付期間は3月11日から4月22日までを予定している。またTOB成立後、サンオータス株は所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、この発表を受けて東京証券取引所は同社株を3月10日付で監理銘柄(確認中)に指定している。

■トライアル <141A>  2,526円 (+305円、+13.7%)

 トライアルホールディングス <141A> [東証G]が続急騰。10日の取引終了後に発表した2月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比1.8%増と増収基調が続いていることが好材料視された。前年がうるう年だった影響による押し下げが3.0ポイントあったものの、節分が日曜であったことが需要を喚起し恵方巻が順調に販売実績を伸ばしたほか、パックご飯やレトルト食品も伸長。また、野菜の相場価格高騰の影響を受けて、冷凍野菜やカット野菜が好調だった。なお、全店売上高は同11.4%増だった。

■クオリプス <4894>  7,080円 (+830円、+13.3%) 一時ストップ高

 クオリプス <4894> [東証G]が4日続急騰、一時ストップ高となった。10日放送のテレビ東京のワールドビジネスサテライト(WBS)で、iPS細胞を活用してクオリプスが開発を進める心筋細胞シートが取り上げられ、投資家の関心が向かったようだ。放送では1ヵ月以内の承認申請を目指す方針だと伝えている。

■BASE <4477>  510円 (+56円、+12.3%)

 BASE <4477> [東証G]が続急騰。メルコホールディングス <6676> [東証S]社長の牧寛之氏がBASEの株式を買い増していたことが10日の取引終了後に明らかとなった。同日に提出された変更報告書によると、牧氏の保有割合は5.40%から8.00%に上昇している。7日付で提出された大量保有報告書において、牧氏が5%を超えて保有していることが判明し、10日の同社株には強い上昇圧力が掛かったが、今後も買い増しが続くことで株式需給が更に引き締まるとの思惑もあって、一段と株価水準を切り上げた。変更報告書における保有目的の項目では、「支配権プレミアムの獲得を目標に、安定株主として保有する」との意向を示しつつ、「目標に対して経営陣から賛同を得られない場合は売却することがある」と記載している。

■クリアル <2998>  4,055円 (+400円、+10.9%)

 クリアル <2998> [東証G]が急反騰。11日午後2時、上場以来初となる配当の実施方針と株主優待制度の導入について発表。これを好感した買いが入ったようだ。25年3月期の期末配当として初配30円を実施する予定。また3月末と9月末を基準日とし、100株以上保有する株主を対象に、QUOカード5000円分を贈呈する株主優待制度を導入する。

■モノタロウ <3064>  2,637円 (+215円、+8.9%)

 東証プライムの上昇率2位。MonotaRO <3064> [東証P]が5日ぶり急反発。10日の取引終了後に発表した2月度売上高が前年同月比11.0%増となり、増収基調が続いていることが好材料視されたようだ。

■高田工 <1966>  1,538円 (+119円、+8.4%)

 高田工業所 <1966> [東証S]が続急伸。10日取引終了後、日揮ホールディングス <1963> [東証P]傘下の日揮と資本・業務提携すると発表した。2023年から協業している日揮との連携を一層強化するため。これに伴い、日揮は高田工が実施する第三者割当増資を引き受けるとともに、高田工の既存株主から市場外の相対取引で株式を取得する。日揮は高田工株を約2割保有する筆頭株主となる見通し。これが買い材料視された。

■Bガレージ <3180>  1,550円 (+107円、+7.4%)

 東証プライムの上昇率3位。ビューティガレージ <3180> [東証P]が続急伸。10日の取引終了後に発表した第3四半期累計(24年5月-25年1月)連結決算は、売上高244億5600万円(前年同期比12.9%増)、経常利益10億1900万円(同13.6%減)と増収減益だったものの、11~1月の売上総利益率が前年同期に比べて改善しており、業績回復への手応えから買われたようだ。物販事業で化粧品・材料が牽引したほか、店舗設計事業で高単価の案件を中心に案件数を伸ばしたことなどが寄与した。また、その他周辺ソリューション事業で各サービスが堅調に推移し、四半期の売上高が6四半期連続で過去最高を更新したことも貢献した。ただ、第3DC(ディストリビューションセンター)開設準備にかかる投資などがあり、販管費が大幅に増加し利益を圧迫した。なお、25年4月期通期業績予想は、売上高339億8700万円(前期比13.9%増)、経常利益18億1500万円(同5.6%増)の従来見通しを据え置いている。

■山岡家 <3399>  3,710円 (+240円、+6.9%)

 丸千代山岡家 <3399> [東証S]が続急伸。10日の取引終了後に発表した2月度の売上高速報で、既存店売上高が前年同月比19.4%増と35ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。前年と比較してうるう年による日数の影響はあったものの、客数が同17.1%増と好調に推移し引き続き順調としている。

■アインHD <9627>  4,897円 (+277円、+6.0%)

 東証プライムの上昇率6位。アインホールディングス <9627> [東証P]が急反発。10日取引終了後に24年5月-25年1月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比13.7%増の3368億3400万円、営業利益は同12.2%減の125億5400万円と増収減益で着地した。ただ、四半期ベースでみると直近11-1月期が3四半期ぶりの営業増益となっており、足もとの利益改善が材料視され買われたようだ。調剤薬局の運営などを手掛ける主力のファーマシー事業が増収減益となり、全体に影響した。ドラッグストアを運営するリテール事業は好調だった。なお、通期の増収減益見通しに変更はない。

※11日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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