東京株式(前引け)=前日比696円安、半導体関連株などに売り膨らむ

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市況

 7日前引けの日経平均株価は前日比696円50銭安の3万7008円43銭。前場のプライム市場の売買高概算は9億3212万株、売買代金概算は2兆3338億円。値上がり銘柄数は451、値下がり銘柄数は1133、変わらずは54銘柄だった。

 日経平均株価は大幅安。前日の米株式市場で、ハイテク株が急落しNYダウは427ドル安、ナスダック指数は2%強の下落となった。為替も一時147円台前半の円高水準をつけた。トランプ米大統領の関税政策による世界経済への影響が警戒された。これを受けた東京市場は売りが膨らむ展開となり、日経平均株価は一時800円を超える下落で3万6800円台まで値を下げる場面があった。ただ、売り一巡後はやや下げ渋った。半導体関連などハイテク株が安い。

 個別銘柄では、アドバンテスト<6857.T>や東京エレクトロン<8035.T>、ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が安く、川崎重工業<7012.T>やIHI<7013.T>も軟調。ファーストリテイリング<9983.T>が値を下げ、任天堂<7974.T>やセブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が下落した。半面、三菱重工業<7011.T>やディスコ<6146.T>が高く、DMG森精機<6141.T>や三菱電機<6503.T>が堅調。日産自動車<7201.T>が値を上げた。

出所:MINKABU PRESS

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