外為サマリー:一時150円10銭台に上昇、トランプ演説など影響は限定的

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為替

 5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=149円71銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=159円16銭前後と同2円40銭強のユーロ高・円安で推移している。
	
 ドル円は、午前9時時点では149円80銭前後で推移していたが、午前10時20分過ぎには一時150円10銭台まで上昇。午後にかけては、149円80銭近辺を中心とする一進一退が続いた。ラトニック米商務長官は4日、メキシコとカナダに対する関税の軽減を5日にも発表する可能性があると示唆したと伝わり、米関税に対する警戒感がやや後退するなかドル買い・円売りが優勢となった。この日の午前に内田日銀副総裁が静岡県の金融経済懇談会で挨拶をしたほか、トランプ米大統領も施政方針演説を行ったが、目新しい発言はなく相場への影響は限定的だった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0631ドル前後と同0.0140ドル弱のユーロ高・ドル安で推移している。



出所:MINKABU PRESS

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