午後:債券サマリー 先物は反落、長期金利1.405%に上昇
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3日の債券市場で、先物中心限月3月限は反落。米株高を手掛かりとした日経平均株価の急反発や、この日の時間外取引で米長期金利が上昇したことから売りが出やすかった。 2月28日に発表された1月の米個人消費支出(PCE)物価指数が前月比で0.3%上昇と市場予想と一致し、インフレが再加速するとの警戒感が薄れたことなどから同日の米市場ではNYダウをはじめ主要株価指数が上昇。この流れが国内株式相場に波及し、投資家のリスク選好度が高まるなか、相対的に安全資産とされる債券は軟調な展開となった。朝方の売りが一巡したあとは下げ渋る場面もあったが、時間外取引で米長期金利が水準を切り上げたことが重荷となり戻りは限定的。また、前週末にリスクオフの安全資産買いで上昇した反動から売りが出やすい面もあった。加えて、日銀の追加利上げ観測がくすぶるなか、あす4日に財務省が実施する10年債入札や、5日に予定される日銀の内田真一副総裁の講演に対する警戒感もあり、先物は引け間際に一時139円43銭まで下押した。 先物3月限の終値は、前週末比33銭安の139円44銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前週末比0.035%上昇の1.405%で推移している。 出所:MINKABU PRESS