株価指数先物【昼】 底堅さがみられるなかで-2σ水準での攻防
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日経225先物は11時30分時点、前日比440円高の3万7550円(+1.18%)前後で推移。寄り付きは3万7680円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万7590円)を上回る形で、買いが先行して始まった。現物の取引開始時につけた3万7790円を高値に軟化し、3万7370円まで上げ幅を縮める場面もみられたが、中盤以降は3万7500円~3万7600円辺りでの推移を継続している。 日経225先物は3万7790円まで買われる場面もみられたが、その後はボリンジャーバンドの-2σ(3万7630円)辺りに上値を抑えられている。前場中盤以降は3万7500円処での底堅さがみられており、改めて-2σ突破を試す展開が意識されてきそうだ。東証プライム市場の騰落銘柄は値上がり数が8割を占めているほか、セクターでは東証33業種すべてがプラス圏で推移しており、ショートを仕掛けづらくさせよう。 NT倍率は先物中心限月で13.82倍に低下した。13.90倍で始まり、13.92倍まで上昇する場面もみられたが、東京エレクトロン<8035>[東証P]やソフトバンクグループ<9984>[東証P]が上げ幅を縮めたほか、アドバンテスト<6857>[東証P]は下落に転じるなか、NTショートに振れやすい需給状況になっている。 株探ニュース