愛時計、今期経常を7%上方修正、配当も5円増額
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愛知時計電機 <7723> [東証P] が2月28日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の43億円→46億円(前期は42.6億円)に7.0%上方修正し、増益率が0.8%増→7.9%増に拡大する見通しとなった。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の28.1億円→31.1億円(前年同期は20.7億円)に10.7%増額し、増益率が36.0%増→50.5%増に拡大する計算になる。 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の70円→75円(前期は64円)に増額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2025年3月期の連結業績予想につきましては、売上高は国内市場を中心に需要が堅調に推移し計画を上回る見通しです。利益面につきましても、増収効果に加え、水道官需市場の入札価格に上昇が見られることから増加が見込まれます。今後の動向等を精査した結果、通期の業績が、連結売上高、利益面ともに当初予想水準を上回るものと見込まれ、2024年5月10日に開示した通期の業績予想を上記のとおり修正いたします。 当社は、安定配当を継続しつつ、財務および投資計画などを勘案した上で、業績に応じて株主還元を行っていく方針であります。また、昨年5月に公表しました2024年度から2026年度までの3ヵ年を対象期間とした「中期経営計画2026」では、本計画期間中に配当性向40%への引上げを目指しております。これらの方針に基づき、今回の業績予想修正を踏まえ、2025年3月期期末配当予想を前回予想の1株当たり35円から5円増配し40円に修正いたします。これにより、当期の年間配当金予想は、1株当たり70円から75 円となります。今後も、将来の成長に向けた積極的な研究開発投資や設備投資などとともに、資本効率の改善と適切な株主還元策を図るよう努めてまいります。※上記の業績予想および配当予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績および配当は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。