東京株式(大引け)=105円安、日銀のタカ派姿勢を警戒し3日ぶり反落

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市況

 19日の東京株式市場は、日経平均株価が狭いレンジでの往来となったが、朝高後に値を消す展開となり、その後は前日終値を下回る水準でもみ合った。

 大引けの日経平均株価は前営業日比105円79銭安の3万9164円61銭と3日ぶり反落。プライム市場の売買高概算は18億6848万株、売買代金概算は4兆5866億円。値上がり銘柄数は596、対して値下がり銘柄数は994、変わらずは50銘柄だった。

 きょうの東京市場は、朝方は強弱観対立のなかやや買いが先行して始まったが続かなかった。前日の欧州株市場は最高値圏で強さを発揮したほか、米国株市場でもS&P500指数が最高値を更新するなど、頑強な値動きだった。ただ、東京市場では前場取引時間中に日銀の高田審議委員のタカ派的発言が伝わると、追加利上げへの警戒感から売りが優勢となった。トランプ米大統領が現地時間18日に4月初旬にも詳細の発表が予定される輸入自動車への追加関税について言及、税率が25%程度になるとの見方を示したことも、自動車株などを中心に買い手控えムードを助長した。ただ、下値を大きく売り込む動きとはならなかった。値下がり銘柄数は1000近くに及びプライム市場全体の6割を占めた。売買代金は4兆5000億円台で今一つ盛り上がりを欠いたものの、今週に入ってからは最も膨らんだ。

 個別では、売買代金上位のIHI<7013.T>が売られ、ソフトバンクグループ<9984.T>も軟調。サンリオ<8136.T>も大きく水準を切り下げた。トヨタ自動車<7203.T>も冴えず、キーエンス<6861.T>も下値を探った。富士フイルムホールディングス<4901.T>も安い。GMOインターネット<4784.T>は大きく利食われたほか、シンフォニア テクノロジー<6507.T>も大幅安。M&A総研ホールディングス<9552.T>、円谷フィールズホールディングス<2767.T>などの下げも目立つ。

 半面、東京エレクトロン<8035.T>が高く、アドバンテスト<6857.T>も頑強な値動きとなった。三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>も堅調。資生堂<4911.T>は後場に入り急伸をみせた。任天堂<7974.T>が終始買い優勢だったほか、キオクシアホールディングス<285A.T>も値を上げた。サンウェルズ<9229.T>がストップ高に買われ、ギフティ<4449.T>も急騰。NJS<2325.T>が物色人気となり、サンケン電気<6707.T>、楽天グループ<4755.T>なども値を飛ばしている。

出所:MINKABU PRESS

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