「ゲーム関連」が6位にランク、ソニーG・ディーエヌエ好決算で再び脚光<注目テーマ>
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★人気テーマ・ベスト10 1 下水道 2 人工知能 3 仮想通貨 4 データセンター 5 ドローン 6 ゲーム関連 7 生成AI 8 LNG 9 水道関連 10 親子上場 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ゲーム関連」が6位となっている。 任天堂<7974.T>は1月16日、現行のゲーム機の後継となる「Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ2)」を2025年に発売する予定だと発表した。4月2日午後10時に詳細な情報について自社メディア「ニンテンドーダイレクト」を通じてアナウンスする。後継機発表の思惑が事前に広がっていたこともあり、1月16日の発表後の同社株は一時的に利益確定売りに押されたものの、来期業績へのプラス効果への期待が膨らんだ状況が続き、その後も株価水準を切り上げた。 2月13日の取引終了後には、「プレイステーション5(PS5)」で任天堂と競合するソニーグループ<6758.T>が25年3月期業績予想の上方修正を発表した。ゲーム事業が好調に推移したことが主因で、今期は最高益の更新を予想する。このほか、ディー・エヌ・エー<2432.T>が同月7日に発表した25年3月期第3四半期累計(4~12月)決算も、スマートフォン向けポケモンカードゲーム「Pokemon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)」が好調に推移してゲーム事業の収益が拡大。最終黒字に転じた。ゲーム関連銘柄の一角から、好決算発表が相次いでいる。 ゲーム市場は嗜好性の高さから景気の変動に左右されにくい面があるため、米トランプ政権の関税策が世界経済の不確実性を高めるとの見方が広がるなかで、関連銘柄には買い安心感が意識されているようだ。14日の東京市場で、ソニーG株は業績予想の引き上げを好感した買いが集まって急伸し上場来高値を更新。ゲームソフト向けミドルウェアで実績を持つCRI・ミドルウェア<3698.T>が高く、KADOKAWA<9468.T>やコーエーテクモホールディングス<3635.T>、ディーエヌエが堅調に推移している。半面、任天堂は利食い売りが優勢の展開となっている。 出所:MINKABU PRESS