サンテック、今期経常を40%上方修正、配当も10円増額

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決算

 サンテック <1960> [東証S] が2月14日昼(12:15)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は22.6億円の黒字(前年同期は9.3億円の赤字)に浮上して着地した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の15億円の黒字→21億円の黒字(前期は8億円の赤字)に40.0%上方修正した。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の5.4億円の黒字→11.4億円の黒字(前年同期は4.7億円の赤字)に2.1倍増額した計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の30円→40円(前期は30円)に大幅増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は13億円の黒字(前年同期は6.1億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-6.4%→5.7%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1.連結業績予想の修正理由 通期の見通しにつきましては、当第3四半期連結業績及び手持ち工事の進捗見込みから売上高は630億円を見込んでいます。 利益面では、個別業績予想の上方修正に加えてマレーシアにおける大型工事が順調に進捗し売上総利益が当初予想を上回ることから営業利益15億円、経常利益21億円、親会社株主に帰属する当期純利益14億円が見込まれ、通期連結業績予想を修正しております。2.個別業績予想の修正理由 通期の見通しにつきましては、当第3四半期業績及び手持ち工事の進捗見込みから売上高は300億円を見込んでいます。 利益面では、資材価格の高騰と労務単価の上昇に加え、業績を反映した従業員賞与に対する引当金が増加するなかで、手持ち工事の採算改善により営業利益2億円が見込まれ、受取地代家賃が堅調に推移することから経常利益8億円、当期純利益5億円が見込まれ、通期業績予想を修正しております。

  当社は、堅実な財務体質を堅持しながら、配当・自己株式取得を通じて、適切な株主還元を行うことを基本的な方針としております。 2025年3月期の期末配当金につきましては、上記方針のもと当期業績などを勘案し、1株当たり普通配当40円とさせていただきます。(注)上記予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報を前提としております。実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

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