東京株式(前引け)=前日比174円安、円高進行で上値抑えられる

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市況

 14日前引けの日経平均株価は前日比174円17銭安の3万9287円30銭。前場のプライム市場の売買高概算は10億1887万株、売買代金概算は2兆5035億円。値上がり銘柄数は556、値下がり銘柄数は1030、変わらずは52銘柄だった。

 日経平均株価は反落。前日の米株式市場は、長期金利の低下などが好感されNYダウは342ドル高と反発した。ただ、為替相場は日米金利差縮小を警戒し円高が進んだことから、日経平均株価は小幅安でスタートした。朝方には一時プラス圏に転じたが、午前10時頃には1ドル=152円台半ばへ円高が進行したことを受け、日経平均株価も250円超の下落幅となる場面があった。株価指数オプション2月物の特別清算指数(SQ)値は3万9432円64銭前後だったとみられている。

 個別銘柄では、フジクラ<5803.T>やIHI<7013.T>、川崎重工業<7012.T>が安く、アドバンテスト<6857.T>や東京エレクトロン<8035.T>が値を下げた。ファーストリテイリング<9983.T>やトヨタ自動車<7203.T>も安い。半面、ソニーグループ<6758.T>やソフトバンクグループ<9984.T>が買われ、日立製作所<6501.T>やフジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が値を上げた。

出所:MINKABU PRESS

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