伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (2月10日記)
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日経平均株価は、前週末のNYダウが下げた流れを映して、寄り付き値が下放れて始まる公算です。 2月3日の安値3万8401円を割れると、1月28日以降がジグザグに上値、下値を切り下げる典型的な弱気パターンを作るため、その後は、下げが勢いづく可能性が出てきます。 本日、3万8401円を割れると、そのまま、下げ幅の大きな動きになると考えられます。 なお、3万8401円割れ後は、下げが勢いづくと考えられるので、本日、3万8401円前後で下値堅く推移するなら、1月17日の安値3万8055円が強く市場参加者に意識されている状態があることを考えておく必要が出てきます。 情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend 【伊藤智洋 プロフィール】 1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。 株探ニュース