東京株式(前引け)=前日比172円安、一時150円台への円高進行を警戒

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市況

 7日前引けの日経平均株価は前日比172円88銭安の3万8893円65銭。前場のプライム市場の売買高概算は9億3760万株、売買代金概算は2兆1378億円。値上がり銘柄数は961、値下がり銘柄数は617、変わらずは60銘柄だった。

 日経平均株価は反落。前日のNYダウが下落したほか、円高進行が警戒され、株式市場は軟調な展開となった。特に、午前9時過ぎに1ドル=150円台へ円高が進んだことを受け、日経平均株価は前日に比べ300円を超える下落となる場面があった。ただ、その後、円高が一服し151円台前半に値を戻すと株式市場も下げ渋った。好決算を発表した銘柄などが買われ、全体相場を下支えした。

 個別では、東京エレクトロン<8035.T>が安く、IHI<7013.T>や三菱重工業<7011.T>が軟調。ソフトバンクグループ<9984.T>やソニーグループ<6758.T>、任天堂<7974.T>が下落した。半面、ディスコ<6146.T>やアドバンテスト<6857.T>、フジクラ<5803.T>が高い。決算内容が好感された花王<4452.T>が買われ、メルカリ<4385.T>がストップ高と急伸した。

出所:MINKABU PRESS

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