三社電機が大幅続伸、電源機器事業が従来計画上回り25年3月期業績予想を上方修正
投稿:
三社電機製作所<6882.T>が大幅続伸している。1月31日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を255億円から257億円(前期比17.1%減)へ、営業利益を4億円から9億円(同73.6%減)へ、純利益を3億5000万円から7億円(同76.3%減)へ上方修正したことが好感されている。 半導体事業で主な用途におけるユーザーの在庫調整が長期化し、需要回復が来期となる見通しである一方、電源機器事業で来期の販売を予想していた無停電電源装置などの一部が今期の販売となることから、売上高は従来計画を上回る見通し。また、コストダウンへの取り組みと諸経費削減への取り組みも奏功する。 同時に発表した第3四半期累計(24年4~12月)決算は、売上高179億3600万円(前年同期比24.3%減)、営業利益6億1800万円(同81.5%減)、純利益5億円(同79.8%減)だった。 出所:MINKABU PRESS