アスコットがカイ気配スタート、大東建によるTOB価格にサヤ寄せの動き◇
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アスコット<3264.T>がカイ気配スタート。同社は前週末1月31日の取引終了後、大東建託<1878.T>がアスコットに対し、完全子会社化を目的に株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。買付価格は1株260円で、アスコットの株価はこれにサヤ寄せする形となっている。買付予定数の下限は9173万6700株(所有割合67.86%)で、上限は設定しない。買付期間は2月3日から3月18日。TOBが成立した場合、所定の手続きを経て、アスコットは上場廃止となる見通し。大東建は不動産開発の強化などにつなげる。東京証券取引所は1月31日付でアスコットを監理銘柄(確認中)に指定した。アスコットはTOBに賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨している。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS