京阪神ビル、今期経常を一転1%減益に下方修正、配当は3円増額

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決算

 京阪神ビルディング <8818> [東証P] が1月31日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比0.9%増の40.5億円となった。
 しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の55億円→48億円(前期は48.4億円)に12.7%下方修正し、一転して0.9%減益見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の38億円→43億円(前期は37.9億円)に13.2%上方修正し、増益率が0.2%増→13.4%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の27.5億円→20.5億円(前年同期は21.2億円)に25.4%減額し、一転して3.5%減益計算になる。

 同時に、今期の年間配当を従来計画の37円→40円(前期は37円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比0.2%増の13億円となったが、売上営業利益率は前年同期の28.2%→25.3%に低下した。

株探ニュース

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