午前:債券サマリー 先物は反発、新発10年債は取引成立せず
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20日の債券市場で、先物中心限月3月限は反発。寄り付き直後に小安くなる場面があったものの、その後は持ち高調整とみられる買いが徐々に流入した。 前週末17日の米長期債相場は3営業日ぶりに反落(金利は上昇)したが、東京市場への影響は限定的。市場参加者の関心は日本時間21日未明に行われるトランプ氏の米大統領就任式に集中しているといった様子だった。就任式での発言で米金融市場が不安定な動きになれば、日銀が23~24日に開く金融政策決定会合に影響を与える可能性があり、全般的に模様眺めムードが強かった。 午前11時の先物3月限の終値は、前週末比10銭高の141円10銭となった。一方、現物債市場で新発10年債の取引がまだ成立していない。 出所:MINKABU PRESS