午前:債券サマリー 先物は反発、米債券高が波及 新発10年債は取引未成立
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25日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は反発した。前日の米債券市場で長期債価格が小幅に上昇(金利は小幅に低下)したことが支援材料となった。 米債市場では5年債入札が好調な結果となり、長期債にとっても買い材料となった。米長期金利は一時4.62%まで上昇した後に上げが一服し、4.58%と低下した。 日銀の植田和男総裁の講演を控え、円債市場は様子見ムードが強かった。日銀は午前、定例の国債買い入れオペを4本通告した。対象は「残存期間3年超5年以下」、「同5年超10年以下」、「同25年超」と物価連動債で、オファー額はいずれも予定通りとなった。 先物3月限は前営業日比10銭高の142円29銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回りはまだ取引が成立していない。 出所:MINKABU PRESS