東京株式(前引け)=前日比76円高、円安に加え値頃感の買いで反発
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20日前引けの日経平均株価は前日比76円37銭高の3万8889円95銭。前場のプライム市場の売買高概算は11億509万株、売買代金概算は2兆1923億円。値上がり銘柄数は945、値下がり銘柄数は628、変わらずは67銘柄だった。 日経平均株価は反発。前日のNYダウは15ドル高と小幅だが11日ぶりに上昇に転じた。また、足もとで円安が進行していることも好感された。為替相場は一時1ドル=157円90銭台と7月中旬以来、5カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた。日経平均株価は前日まで5日続落し値頃感も台頭していたことから底堅く推移し一時3万9000円台を回復する場面があった。自動車や不動産、石油株などが高い。 個別銘柄では、トヨタ自動車<7203.T>やホンダ<7267.T>が高く、川崎重工業<7012.T>や東京エレクトロン<8035.T>、ソニーグループ<6758.T>が値を上げた。三菱地所<8802.T>やENEOSホールディングス<5020.T>が買われた。半面、ディスコ<6146.T>や三菱重工業<7011.T>、アドバンテスト<6857.T>が値を下げた。ソフトバンクグループ<9984.T>やセブン&アイ・ホールディングス<3382.T>も安い。 出所:MINKABU PRESS