午後:債券サマリー 先物は反発、日米中銀会合の結果発表前で膠着感強まる
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18日の債券市場で、先物中心限月3月限は反発した。17~18日の日程で米連邦公開市場委員会(FOMC)、18~19日に日銀の金融政策決定会合が開催されている。中銀会合の結果と、その後に予定される記者会見の内容を見極めたいとの姿勢が強まり、膠着感が強まった。 日本の財務省は18日、1年物の国庫短期証券(TB)の入札を実施したが、利付国債の入札の予定はなかった。1年物TBの最高落札利回りは0.4857%となり、現行のTBで過去最高となったが、円債相場全体への影響は限られた。今回のFOMCでは0.25%幅の利下げが有力視されている一方、日銀の会合に関しては利上げが見送られるとの見方が広がっている。重要イベントを前にした持ち高調整目的の買いが入った後、先物は小動きとなった。 先物3月限は前営業日比17銭高の142円38銭で取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は1.065%と、前日比で0.015ポイント低下した。 出所:MINKABU PRESS