東京株式(前引け)=前日比83円安、自動車株への売買膨らむ

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市況

 18日前引けの日経平均株価は前日比83円62銭安の3万9281円06銭。前場のプライム市場の売買高概算は11億6572万株、売買代金概算は2兆1533億円。値上がり銘柄数は774、値下がり銘柄数は800、変わらずは68銘柄だった。

 日経平均株価は続落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、前日の米国株式市場が持ち高調整の売りで下落したほか、東京市場も積極的な売買は手控える動きが強まった。米株安を受け、日経平均株価は一時200円を超える下落となる場面があったが、売り一巡後は下げ渋った。「ホンダと日産自動車が経営統合に向けた協議に入る」と報道されたことを受け、自動車関連株への売買が膨らんだ。

 個別銘柄では、日産自動車<7201.T>が一時ストップ高に買われたほか、三菱自動車工業<7211.T>が急伸。トヨタ自動車<7203.T>やマツダ<7261.T>、SUBARU<7270.T>が値を上げた。アドバンテスト<6857.T>やディスコ<6146.T>が高く、川崎重工業<7012.T>やフジクラ<5803.T>もしっかり。半面、ホンダ<7267.T>は安く、ソフトバンクグループ<9984.T>や任天堂<7974.T>、ソニーグループ<6758.T>が軟調。この日新規上場したキオクシアホールディングス<285A.T>の初値は公開価格を下回ってスタートした。

出所:MINKABU PRESS

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