東京株式(前引け)=大幅続伸、一時3万9000円台乗せ

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市況

 25日前引けの日経平均株価は前営業日比584円83銭高の3万8868円68銭と大幅続伸。前場のプライム市場の売買高概算は9億1131万株、売買代金概算は2兆1473億円。値上がり銘柄数は1182、対して値下がり銘柄数は401、変わらずは61銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場はリスク選好の地合いで、日経平均は高く始まった後も先物主導で漸次水準を切り上げ、一時700円を超える上昇で3万9000円台を回復する場面があった。前週末の欧州株市場が総じて上昇したことを受け、主力株をはじめ強気優勢の地合いとなった。外国為替市場では急速に円高方向に振れているが、これが特に嫌気される動きとはならず、インバウンド関連など内需株への買いを誘導している。値上がり銘柄数は全体の7割強を占め、売買代金も2兆円を上回った。

 個別ではレーザーテック<6920.T>、東京エレクトロン<8035.T>が高く、ソフトバンクグループ<9984.T>が大幅高。ファーストリテイリング<9983.T>も上昇した。京成電鉄<9009.T>が物色人気で値上がり率トップとなり、京浜急行電鉄<9006.T>も値を飛ばした。リクルートホールディングス<6098.T>も値を上げている。半面、アドバンテスト<6857.T>が利益確定売りに押され、IHI<7013.T>も冴えない。メルカリ<4385.T>も下落した。フジオフードグループ本社<2752.T>が急落、セレス<3696.T>も売られた。

出所:MINKABU PRESS

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