日コンが上げ幅を拡大、25年3月末株主から株主優待制度を導入
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日本コンクリート工業<5269.T>が後場上げ幅を拡大している。午後2時ごろ、25年3月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表しており、好材料視されている。 毎年3月31日時点で8単元(800株)以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて2000円から1万円分のQUOカードを贈呈する。また、26年からは継続保有期間に応じて、1000円分もしくは2000円分のQUOカードを追加贈呈する。 同時に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算は、売上高255億9700万円(前年同期比3.2%減)、営業利益8億9200万円(同29.9%減)だった。コンクリートパイルの全国需要やコンクリートポールの全国出荷量が減少傾向にあるなか、基礎事業、コンクリート二次製品事業が減収減益となった。 なお、25年3月期通期業績予想は、売上高570億円(前期比6.2%増)、営業利益24億円(同32.8%増)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS