ラキールがS安で上場来安値更新、24年12月期業績予想の下方修正で失望売り
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ラキール<4074.T>がストップ安の水準となる前営業日比300円安の844円に売られ、上場来安値を更新した。14日午後1時、24年12月期の業績予想の下方修正を発表した。あわせて自社株買いを公表したものの、株価の支えとはならず、失望売りが優勢となったようだ。今期の売上高予想を従来の見通しから12億9200万円減額して79億2300万円(前期比3.5%増)、最終利益予想を3億1400万円減額して3億5400万円(同34.3%減)に見直した。増益予想から一転、減益となる見通し。ライセンス販売や関連するコンサルティングサービスが当初の計画を大きく下回って推移するほか、プロフェッショナルサービスは複数のプロジェクトの規模縮小に伴い売り上げが減少しており、影響を業績予想に反映した。 自社株買いは総数34万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.57%)、総額3億円を上限に、11月18日から25年6月30日の間に実施する。 出所:MINKABU PRESS