スター精、今期経常を35%下方修正
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スター精密 <7718> [東証P] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比63.9%減の36.4億円に大きく落ち込んだ。 併せて、通期の同利益を従来予想の60億円→39億円(前期は109億円)に35.0%下方修正し、減益率が45.3%減→64.4%減に拡大する見通しとなった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の39.9億円→18.9億円(前年同期は33.4億円)に52.6%減額し、一転して43.5%減益計算になる。 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比33.6%減の16.3億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の12.8%→10.3%に低下した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 通期の業績予想につきましては、全体に為替の円安の影響を受けるなか、特機事業においては、主力の米国市場の市況が好転し回復基調で推移することが見込まれるものの、工作機械事業においては、中国市場の回復の勢いが鈍化することやその他地域の回復が想定より遅れることが見込まれ、第3四半期連結累計期間の実績や最近の業績動向等、現時点で入手可能な情報および予測に基づき通期の業績を見直した結果、売上、利益ともに前回予想を下回る見込みであります。※記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。業績予想につきましては、発表日現在の情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。