東京株式(寄り付き)=反発、目先自律反発狙いの買いが優勢

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市況

 5日の東京株式市場は買い先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比220円高の3万8274円と反発。

 前日の米国株市場ではNYダウが一時400ドルを超える下げに見舞われるなど不安定な地合いとなったが、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の方は相対的に底堅く、下げは小幅にとどまった。米国大統領選の投開票を現地時間5日に控えるなか、この結果を見極めたいとの思惑は買い手控え要因ながら、日経平均株価は前週末に先物主導で1000円超の急落をみせており、主力株中心に自律反発狙いの買いが優勢となっている。ただ、米大統領選はトランプ・ハリス両候補の支持率が拮抗し接戦が見込まれており、結果判明には時間を要するとの観測も根強い。したがって東京市場でも目先は積極的に上値を買い進む動きが見込みづらく、買い一巡後は上値が重くなる可能性もある。

出所:MINKABU PRESS

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