午前:債券サマリー 先物は横ばい、日銀会合の結果待ち
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31日の債券市場で、先物中心限月12月限は横ばい。日銀金融政策決定会合の結果を控えて一方向には持ち高を傾けにくく、朝方の売りが一巡したあとは値を戻した。 債券先物は朝方に前日比14銭安の143円90銭まで軟化する場面があった。30日に発表された米10月ADP雇用統計が市場予想を大幅に上回ったことを受け、同日の米長期債相場が反落(金利は上昇)したことが国内債の逆風となった。ただ、全般は日銀会合の結果待ちといった様相で、売り一巡後は持ち直す動き。日経平均株価が反落したことも安全資産とされる債券の支えとなった。 午前11時の先物12月限の終値は、前日と比べて横ばいの144円04銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日と同じ0.950%で推移している。 出所:MINKABU PRESS