午前:債券サマリー 先物は反発、米債券高が波及
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30日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は反発した。前日の米国市場で長期債価格が上昇(金利は低下)した流れが波及した。 米国市場では朝方に債券売りが先行し、米長期金利は一時4.33%に上昇した。一方、米財務省が実施した7年債入札が好調な結果となったことを受け、債券需給が引き締まった状況にあるとの見方から、買いが優勢となり、米長期金利は4.25%に低下した。日本国内では財務省による利付国債の入札や、日銀による国債買い入れオペといった需給イベントがなく、買い一巡後は手掛かり材料難となった。 先物12月限は前営業日比11銭高の143円96銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は0.960%と、前営業日比で0.010ポイント低下した。 出所:MINKABU PRESS