東京株式(寄り付き)=売り優勢、米株高と円安は追い風も上値重い
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29日の東京株式市場はやや売りが優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比81円安の3万8524円と反落。 前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数いずれも上昇しており、ナスダック指数の方は取引時間中に7月10日につけた最高値を上回る場面もあった。外国為替市場ではドルが買われ円安水準でもみ合っていることは、東京市場にプラス材料として働いている。ただ、前日に日経平均は先物主導のアンワインドで700円近い上昇をみせたこともあって、目先は上値が重い展開に。3万8000円台は累積売買代金も多く戻り売り圧力が意識されやすい。衆院総選挙後の政局不安もくすぶるなか、上値を買い進む動きは期待しづらい一方、リバウンドに乗り遅れた向きの押し目買いが下値を支えそうだ。 出所:MINKABU PRESS