新光電工、上期経常を一転18%減益に下方修正、通期も減額

投稿:

決算

 新光電気工業 <6967> [東証P] が10月25日大引け後(15:00)に業績修正を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の160億円→115億円(前年同期は140億円)に28.1%下方修正し、一転して18.3%減益見通しとなった。
 上期業績の悪化に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の450億円→405億円(前期は272億円)に10.0%下方修正し、増益率が65.1%増→48.6%増に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  半導体業界は、AI向けの需要拡大が継続するとともに、AI向けの設備投資を中心に半導体製造装置市場は堅調に推移した一方で、パソコン、汎用サーバー、自動車向け等が依然として低調のまま推移し、在庫調整長期化等の影響を受けるなど、半導体業界全体の本格的な回復には至らない状況が継続しております。 2025年3月期第2四半期連結累計期間の当社業績は、フリップチップタイプパッケージは、パソコン、サーバー向けの受注が低調に推移するとともに競争激化の影響を受け、リードフレームは自動車向けを中心に在庫調整が継続し、プラスチックBGA基板は先端メモリー向けの受注が想定比低水準にとどまるなど、売上は想定を下回る見込みとなりました。利益面につきましても、売上高減少の影響を大きく受け、また、期後半における円高の進展による為替差損の計上などにより想定を下回る見込みとなりました。 つきましては、このような状況をふまえ、2024年4月25日に発表いたしました2025年3月期第2四半期連結累計期間の業績予想数値を修正いたします。 2025年3月期通期につきましては、第2四半期連結累計期間の売上高、各利益が予想を下回る見込みであることから、2024年4月25日に発表いたしました2025年3月期通期の連結業績予想数値を修正いたします。 なお、通期業績予想の前提となる第3四半期以降の為替レートは、1米ドル=135円を想定しております。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。  実際の業績は、今後さまざまな要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。