東インキ、今期経常を15%上方修正

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決算

 東京インキ <4635> [東証S] が10月25日大引け後(15:00)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の10.5億円→12.1億円(前期は9.8億円)に15.2%上方修正し、増益率が6.5%増→22.7%増に拡大する見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の2.8億円→2.9億円(前年同期は4.9億円)に3.6%上方修正し、減益率が43.9%減→41.9%減に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  第2四半期(中間期)連結業績予想につきまして、売上高は、加工品事業の土木資材における一般土木資材の販売が低調であったことや、同事業のネトロン@(注)において原材料メーカーのプラント事故の影響で、原材料の供給が不安定となったことによる販売数量の減少が影響し、一部製品については当初計画より減収となりましたが、インキ事業において重要顧客への販売強化を行った結果、主力であるオフセットインキの販売数量が増加したことにより、前回発表予想を若干上回る 見込であります。 営業利益は、売上高と同様に加工品事業のネトロン@における販売数量の減少が大きく影響したことや、同製品の今後の更なる成長に向けた生産体制の再構築に伴う一時的な経費増加等により前回発表予想を下回る見込であります。経常利益は、受取配当金の増加や為替変動の影響等により、前回発表予想を上回る見込であります。親会社株主に帰属する中間純利益は、経常利益の増加に加え、「持続的な企業価値向上に向けた取り組み ~資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応~」で掲げた資本政策に沿って政策保有株式の縮減を行い、投資有価証券売却益を計上したこと等により前回発表予想を上回る見込であります。 通期連結業績予想につきまして、加工品事業は第2四半期(中間期)の修正理由と同様に、ネトロン@における販売数量の減少や同製品の生産体制の再構築に伴う一時的な経費増加等が引き続き影響し、当初計画より減収減益となる見込みですが、化成品事業は国内自動車生産の需要回復に伴う自動車用途向け製品の伸長、インキ事業はオフセットインキが引き続き堅調に推移すると見込んでおり、営業利益は据え置き、売上高は前回発表予想を若干上回る見込であります。 経常利益は第2四半期(中間期)の修正理由と同様、受取配当金の増加等により前回発表予想を上回る見込であります。 親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益の増加に加え連結子会社である荒川塗料工業(株)の火災に伴う保険金収入や政策保有株式の縮減に伴う投資有価証券売却益の計上等により前回発表予想を上回る見込であります。(注)ネトロン@は三井化学株式会社の登録商標です。(業績等の予想に関する注意事項)業績予想に関しては、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり実際の業績は、様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

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