午前:債券サマリー 先物は小反発、前日の下落の反動 長期金利0.975%

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市況

 23日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は小反発した。前日に下落した反動を見込んだ押し目買いが優勢となった。

 米国市場では長期債価格は下落(金利は上昇)した。国際通貨基金(IMF)が米国の今年と来年の成長率見通しを引き上げたことで、米国経済が底堅く推移し、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げペースが緩やかなものとなるとの見方が広がった。米長期金利は一時4.22%に上昇した。

 国内では利付国債の入札や国債買い入れオペなどの需給イベントがないなか、先物は夜間取引において堅調に推移した流れを引き継ぎ、押し目買いに支えられる格好となった。

 先物12月限は前営業日比2銭高の143円68銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は0.975%と、前営業日比で0.005ポイント低下した。

出所:MINKABU PRESS

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