東京株式(前引け)=続伸、朝方軟調もその後は次第高の展開
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21日前引けの日経平均株価は前営業日比129円20銭高の3万9110円95銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は7億8705万株、売買代金概算は1兆7628億円。値上がり銘柄数は894、対して値下がり銘柄数は671、変わらずは80銘柄だった。 きょう前場の東京株式市場は売り買い交錯の展開で朝方は海外投資家とみられる大口売りに押される場面もあったが、その後は切り返し次第高となり、前引け時点ではほぼ高値引けとなった。前週末の米国株市場ではNYダウ、S&P500指数が揃って最高値を更新するなど強調展開を維持したが、足もと外国為替市場でドル安・円高方向に振れたことが重荷となった。ただ、半導体関連の主力どころは買われており、日経平均を押し上げている。全体売買代金は1兆7000億円台と低調。 個別では売買代金トップのディスコ<6146.T>が大きく上昇、レーザーテック<6920.T>、アドバンテスト<6857.T>なども商いを伴い高い。ソフトバンクグループ<9984.T>がしっかり、霞ヶ関キャピタル<3498.T>が値を飛ばした。日本郵船<9101.T>など海運株も上値を追った。このほかサンウェルズ<9229.T>、PKSHA Technology<3993.T>などが急伸をみせた。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが冴えず、川崎重工業<7012.T>、IHI<7013.T>などが利食われた。東洋証券<8614.T>が急反落。北陸電力<9505.T>、九州電力<9508.T>など電力株も軟調。 出所:MINKABU PRESS