東京株式(前引け)=前日比231円高、ファストリの上昇など寄与

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市況

 11日前引けの日経平均株価は前日比231円93銭高の3万9612円82銭。前場のプライム市場の売買高概算は7億8847万株、売買代金概算は1兆9616億円。値上がり銘柄数は798、値下がり銘柄数は769、変わらずは78銘柄だった。

 日経平均株価は上伸。前日のNYダウは57ドル安と下落したが、東京市場で日経平均株価は値を上げてスタート。下値を拾う動きは強く、特に前日に好決算を発表したファーストリテイリング<9983.T>が上場来高値を更新し日経平均株価の上昇に寄与した。半導体関連や銀行株なども底堅く推移している。株価指数オプションとミニ日経平均先物10月物の特別清算指数(SQ)値は3万9701円93銭だったとみられている。

 個別銘柄では、アドバンテスト<6857.T>やディスコ<6146.T>、東京エレクトロン<8035.T>が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が堅調。三菱重工業<7011.T>や川崎重工業<7012.T>も値を上げた。半面、ソフトバンクグループ<9984.T>やトヨタ自動車<7203.T>が安く、日本郵船<9101.T>や信越化学工業<4063.T>が下落し、セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が売られた。

出所:MINKABU PRESS

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