明日の為替相場見通し=ドル買いの流れが続くか

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為替

 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが続くかどうかが注目される。予想レンジは1ドル=148円00銭~149円00銭。

 米連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ観測が後退するなか、米長期金利が4%台で高止まりしていることからドルが買われやすくなっている。日本時間今晩には0.5%の利下げを決めた9月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表され、どのような議論が交わされたかのより詳しい内容が明らかになるが、次回11月会合を巡る思惑がドル円相場に影響しそうだ。また、ジェファーソンFRB副議長などの講演内容も注目される。

 今晩は目立った米経済指標の発表は予定されていないが、10日には9月の米消費者物価指数(CPI)、11日には9月の米卸売物価指数(PPI)が発表される。物価動向を確認したいとする投資家は多いとみられ、模様眺めムードが広がる可能性もある。

出所:MINKABU PRESS

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