東京株式(前引け)=前日比241円高、米ハイテク株高を好感し買い先行

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市況

 9日前引けの日経平均株価は前日比241円16銭高の3万9178円70銭。前場のプライム市場の売買高概算は8億819万株、売買代金概算は1兆8439億円。値上がり銘柄数は778、値下がり銘柄数は815、変わらずは52銘柄だった。

 日経平均株価は反発。前日の米株式市場でエヌビディア<NVDA>などのハイテク株が買われ、NYダウが上昇したことが好感された。東京市場でも半導体関連株が買われ、日経平均株価の上昇幅は一時500円を超え3万9400円台まで値を上げる場面があった。為替相場が1ドル=148円台前半へ円安が進んだことも好感された。ただ、買い一巡後は売りに押されやや伸び悩んだ。

 個別銘柄では、レーザーテック<6920.T>やディスコ<6146.T>、東京エレクトロン<8035.T>が高く、アドバンテスト<6857.T>は上場来高値を更新した。三菱重工業<7011.T>や川崎重工業<7012.T>が買われ、フジクラ<5803.T>が値を上げた。ファーストリテイリング<9983.T>やリクルートホールディングス<6098.T>がしっかり。半面、トヨタ自動車<7203.T>や任天堂<7974.T>が安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>やダイキン工業<6367.T>が値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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