午前:債券サマリー 先物は反落、夜間取引の流れ引き継ぐ 長期金利0.930%に上昇
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9日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は反落した。米国市場では持ち高調整目的の買いが入り長期債相場は小幅に上昇(金利は小幅に低下)した。外部環境に手掛かり材料が乏しいなかで、債券先物は夜間取引で軟調に推移した流れを踏襲する形となった。 9日は利付国債の入札や日銀による国債買い入れオペなど需給イベントがない半面、石破茂首相が立憲民主党の野田佳彦代表などとの党首討論に臨む予定となっている。党首討論での発言と今後の政治情勢への影響を見極めたいとの姿勢も広がったようだ。 先物12月限は前営業日比9銭安の144円17銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回りは同0.010ポイント高い0.930%に上昇した。 出所:MINKABU PRESS