米外為市場サマリー:米金利や米株の上昇を受け一時148円30銭台に上伸

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為替

 8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円20銭前後と前日に比べて2銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円72銭前後と同10銭弱のユーロ高・円安だった。

 この日の日本時間夕方には持ち高調整のドル売り・円買いに押されるかたちで一時147円30銭台に軟化したが、米連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ観測の後退などを背景に米長期金利が4.0%台で一段と水準を切り上げると徐々にドル買い・円売りが流入した。また、原油先物相場の反落を手掛かりに米主要株価指数が上昇したこともドルの支援材料となり、ドル円相場はNY市場で148円38銭をつける場面があった。ただ、9日に9月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表されるほか、10日には9月の米消費者物価指数(CPI)、11日には9月の米卸売物価指数(PPI)が発表されるとあって積極的には動きにくく上値は重かった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0980ドル前後と前日に比べて0.0004ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS

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