東京株式(前引け)=前日比180円高、下値に買い入り底堅く推移

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市況

 4日前引けの日経平均株価は前日比180円35銭高の3万8732円41銭。前場のプライム市場の売買高概算は9億1246万株、売買代金概算は1兆9375億円。値上がり銘柄数は1269、値下がり銘柄数は330、変わらずは46銘柄だった。

 日経平均株価は堅調に推移。前日の米株式市場では、NYダウは184ドル安と反落。中東情勢への警戒感で売りが優勢だった。米国株が下落したものの、日経平均株価は下値に買いが入り底堅くスタートした。3万8600円前後の一進一退が続き、前引けにかけこの日の高値圏に上昇した。今晩は米9月雇用統計が発表されることもあり、様子見姿勢も強まっている。

 個別銘柄では、レーザーテック<6920.T>やアドバンテスト<6857.T>が高く、三菱重工業<7011.T>やIHI<7013.T>が連日の人気化。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が買われ、INPEX<1605.T>やENEOSホールディングス<5020.T>が堅調。ファーストリテイリング<9983.T>が上場来高値を更新した。半面、ディスコ<6146.T>や東京エレクトロン<8035.T>は安く、トヨタ自動車<7203.T>や住友林業<1911.T>が軟調。日本郵船<9101.T>や商船三井<9104.T>など海運株が売られた。

出所:MINKABU PRESS

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