小幅続伸、イスラエルの反撃見送り観測が上値を抑制=NY原油概況
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NY原油先物11月限(WTI)(終値) 1バレル=70.10(+0.27 +0.39%) ニューヨーク原油の期近は小幅続伸。イランがイスラエルに対する報復攻撃を実施し、イスラエルの反撃が警戒されることが相場を押し上げた。イランの石油関連施設や核開発施設が標的になるとみられている。ただ、イランはイスラエルに対する攻撃は終了したと発表しており、イスラエルが反撃しなければ事態の緊迫化が回避されることは上値を抑えた。4月にイランがイスラエルを攻撃した際、イスラエルは反撃を差し控えている。西側の主流派メディアがイスラエルの被害が限定的だったと報道していることも、反撃見送り観測の背景。 時間外取引で11月限は72.49ドルまで上昇したが、通常取引開始後は上げ幅を縮小。一時69.87ドルまで押し戻され、上げをほぼ解消する場面があった。 MINKABU PRESS