西武HD、今期最終を一転3.1倍増益に上方修正・9期ぶり最高益更新へ

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決算

 西武ホールディングス <9024> [東証P] が10月2日大引け後(15:00)に業績修正を発表。25年3月期の連結最終利益を従来予想の260億円→840億円(前期は269億円)に3.2倍上方修正し、一転して3.1倍増益を見込み、一気に9期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結最終利益も従来予想の170億円→760億円(前年同期は274億円)に4.5倍上方修正し、一転して2.8倍増益を見込み、一気に2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2024年8月2日付当社プレスリリース「持分法適用関連会社の連結子会社化に関するお知らせ」及び同年9月26日付当社プレスリリース「株式会社NWコーポレーションの株式の追加取得に関するお知らせ」で公表したとおり、当社は、当社の株主価値及び資本効率の向上ならびにより良いコーポレート・ガバナンスの実現の観点から、当社の連結子会社であるSRSがNW社の株式を追加取得することを決議し、そして、SRSは、2024年8月2日及び同年9月26日にこれらの追加取得を実施いたしました。これらの追加取得による特別利益(負ののれん発生益及び段階取得に係る差益)の発生等の損益影響に加え、足元の状況等を踏まえ業績予想を修正いたします。 なお、当社の連結貸借対照表ではNW社株式の追加取得によって自己株式の帳簿価額及び株式数の増加が生じる見込みです。NW社が保有する当社株式のうち、当社の持分相当額を自己株式として計上しており、当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、2025年3月期第1四半期末では52,378百万円、21,998千株であり、2025年3月期第2四半期末では、152,402百万円、47,760千株となる見込みです。 不動産事業の営業収益につきましては、軽井沢・プリンスショッピングプラザ等の商業施設が好調に推移していること、分譲地や所有する土地の売却等により、2024年5月9日時点の公表数値を上回る見通しであります。営業収益の増加にともない、営業利益および償却前営業利益においても同公表数値を上回る見通しであります。 ホテル・レジャー事業の営業収益につきましては、国内ホテル業においてインバウンド個人の取り込みが堅調であり、同公表数値を上回る見通しであります。また、退職給付費用や減価償却費の下振れ、各種経費のコントロールにより、営業利益および償却前営業利益においても同公表数値を上回る見通しであります。 都市交通・沿線事業の営業収益につきましては、外出需要の取り込み等により、同公表数値を上回る見通しであります。加えて電気動力費や退職給付費用の下振れ等により、営業利益および償却前営業利益においても同公表数値を上回る見通しであります。 その他ではスポーツ事業につきまして、ブルーミューズの広告事業の売上が想定を下回った影響等により、営業収益、営業利益、償却前営業利益は同公表数値を下回る見通しであります。●その他 今回公表いたしました、通期連結業績予想の修正には、東京ガーデンテラス紀尾井町の流動化にともなう売却益等は未反映です。今後公表すべき事項が生じた場合に速やかに開示いたします。(注) 本資料に記載されている当社グループの業績予想、目標、計画、予想その他の将来情報については、本資料の発表日時点において入手可能な情報に基づき作成した当該時点における当社の判断又は考えに過ぎず、実際の当社グループの業績、財政状態その他の結果は、国内外の政治、経済、金融情勢の変動や、当社グループの中期経営計画において意図する施策の状況その他の本資料の作成時点で不確実な要素等により、本資料の内容又は本資料から推測される内容と大きく異なる場合があります。

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